北海道の家づくり|地盤調査前の除雪はなぜ必要?創業55年の会社が教える「プロの準備」
こんにちは!イワクラホーム道央支店の川野谷(かわのや)です。
前回に引き続き雪に関するお話です。
注文住宅をご検討中の方から「冬の間、雪があっても地盤調査はできるのですが?」というご質問をいただくことがあります。
(千歳市内のイワクラホーム分譲地。冬の間も、春からの着工に向けて着々と準備が進んでいます。)
結論から申し上げますと、冬でも調査は可能です。
ただし、そこは「プロの執念」ともいえる事前の準備が欠かせません。
今回は、先日行った「地盤調査前の除雪作業」の様子をご紹介します。
一見ただの雪かきにみえるかもしれませんが、これが20年後の家族の安心を決定する大切な一歩なのです。
なぜ、地盤調査に「完璧な除雪」が必要なのか?
地盤調査(一般的にはSWS試験など)では、専用の機械を地面に設置して、鉄の棒を貫入させて土の硬さを測ります。もし地面に雪が積もったままだと、どうなるでしょうか?
- 正確なデータが取れない: 雪の層がクッションになってしまい、本来の地盤の強さを正しく判定できません。
- 機械が水平に保てない: 調査機材は「水平」であることが絶対条件。雪の上では不安定で、わずかな傾きがデータの誤差に繋がります。
家を支える基礎の設計図は、この調査結果をもとに作られます。わずかな誤差が、将来の「不同沈下(家が斜めに傾くこと)」のリスクを招く可能性もゼロではありません。だからこそ、私たちは「地面を出す」ことに徹底的にこだわります。
【実況】地盤調査前の除雪作業。ここまでやります!
では、実際の作業の様子を見てみましょう。
(調査ポイントに合わせて、迷路のように雪を掘り進めていきます。この「断面」を見ると、積雪の深さがよくわかりますね!)
地盤調査の機械が通る「道」と、実際に測定を行う「ポイント」を正確に割り出し、ピンポイントで地面を露出させていきます。
一見すると雪の迷路のようですが、実はこれ、調査の精度を100%引き出すための「計算されたルート」なんです。
そして、ここからが「プロのこだわり」です。
(雪の中から姿を現した「境界杭」。この小さな杭が、家づくりのすべての基準になります。)今回の現場で私たちがこだわったのは、「最後は人の手で仕上げる」ということ。
もちろん、広い面積の除雪には重機を使うこともあります。ですが、なぜあえて手間のかかる手作業を組み合わせるのか?
それは、雪の下に隠れているこの「境界杭(きょうかいぐい)」をミリ単位で探し出し、絶対に傷つけないためです。
境界杭は、お隣の土地との境目を示す、家づくりの「原点」ともいえる大切な印。
もし重機で引っ掛けて数センチでも動かしてしまったら、正確な配置で家を建てることができなくなります。
「効率」よりも「確実さ」を優先する。
雪を少しずつ、丁寧に。杭の頭が見えたときは、スタッフ一同ホッと胸をなでおろします。
創業55年。北海道の冬を知り尽くしているからこその「妥協なし」
イワクラホームは創業から55年以上、北海道の厳しい気候とともに歩んできました。
冬の建築には、除雪の手間や費用のことなど、お客様にとって不安な要素も多いかもしれません。
しかし、私たちはその一つひとつにどう対処すべきか、膨大な経験値を持っています。
「冬だから調査を先送りにする」のではなく、「冬でも完璧な準備をして、春に最高のスタートを切る」。
このスピード感と、見えない部分への誠実さこそが、私たちの誇りです。
冬の家づくり、まずは相談してみませんか?
「雪がある時期に土地を買っても大丈夫?」「冬の工事って品質に影響しないの?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にイワクラホームへご相談ください。
北海道の冬を知り尽くしたスタッフが、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なスケジュールとプランをご提案します。
充実した保証制度とともに、20年、30年先まで安心して暮らせる住まいづくりを、この「最初の一歩」からお手伝いさせていただきます!

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