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ブログBLOG

注文住宅で節約できる部分とは!?ポイントや注意点も

2019.01.30

川野谷 隆

道央支店 川野谷 隆


こんにちは。イワクラホームの川野谷です。

 

憧れの注文住宅ではあれもこれもとプランを考えていると、どんどん予算が上がってしまいますよね。

 

今回は注文住宅を建てる際にできる節約ポイントをご紹介します。

満足度は下げずにコストカットしちゃいましょう!

節約してはいけない部分や、「施工に費用がかかっても長期的なコストカットになる!」というような節約術もお伝えします。

家の間取り図と三角スケール

 

 

注文住宅を建てる前に!節約できる方法を伝授

注文住宅のプランを考える前に、実現可能な節約方法をご紹介します。

満足度を落とさなくても、目からうろこのアイデアやちょっとした工夫で節約できるんですよ。

 

間仕切りを極力なくして部屋数を減らす

間仕切りをなくし部屋数を減らすことで、壁やドアなどの建材費用を節約できます。

間仕切りのないワンフロアに近いLDK空間は、小さいお子さんがいるご家庭などには人気の間取りです。

家族の気配を感じられ、家の隅々まで目が届く家になります。

子供部屋をつなげてひとつの部屋にするケースもよくありますが、将来間仕切り壁を設置する際には費用が発生しますので、ご注意!

 

 

建物の形を四角に近いシンプルな形状にする

家の形はシンプルな箱型が一番ローコストです。

同じ2階建てでも総2階建ての方が壁の表面積が小さくなり、外壁材、下地材、仕上げ材などの材料や工事での手間を減らすことができます。

光熱費の面でもシンプルな形状の方がコストダウンできますし、アフターメンテナンス面でも同様の効果が得られます。

 

 

和室の仕上げをシンプルにする

客間や寝室にも使える便利な和室ですが、床の間や鴨居など独特の構造や材料の白木など、洋室と比べて3割増しの費用がかかると言われています。

床の間をなくす、壁や天井は洋室に近いつくりにする、障子の代わりに和紙のブラインドにするなど。

和室の雰囲気を残しつつ、シンプルな仕上げに置き換えることでコストカットが可能です。

最近は、洋風の畳コーナーや、洋間に置き畳を置くご家庭も増えてきていますよ。

 

 

水回りを近い位置にまとめる

キッチン、お風呂、洗面所、トイレなどの水回りを近い場所にまとめると、給排水管の設備を共有できるので節約になります。

キッチン、お風呂、洗面所がそれぞれ給湯器からの距離が近い方がガス代の無駄もなく、ランニングコストの節約にもつながりますし、家事効率も良い間取りになります!

 

 

ウォークインクローゼットなどで収納をまとめる

各部屋ごとにクローゼットを作るより、1カ所にまとめて大きな収納を作る方がクローゼットの扉や内部の棚、パイプなどを節約できます。

シューズクローゼットやキッチンも同じ考え方で、収納をまとめることでコストカットが可能です。

 

 

注文住宅の節約で気を付けたいこと

逆に節約すると良くない!という気を付けたい部分もあります!

それはこんな部分です。

・家の基礎や構造
・耐震性や防火性に関わる部分
・防犯やセキュリティに関わる部分
・断熱材

 

基本的に家の構造や基礎、耐震性や防火性に関わる面は節約をおすすめしません。

万が一の地震や火事の際に危険ですし、リフォームの際に補強工事が必要となり、結局コストが高くなってしまいます。

 

節約も必要ですが、安心して暮らせる家であることはやはり大事ですよね。

 

また、意外に重要なのが断熱材。

安価で低品質な断熱材だと外気温の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。

体調を崩しやすくなったり冷暖房代がかさんでしまったりするのはもちろん、結露やカビなどで家の劣化が早まり、結果的にメンテナンスのコストが高くついてしまうことも。

 

注文住宅でコストダウンを考える際は、安全や防犯などの面は節約しないこと、長期的なランニングコストやメンテナンスコストのことも考えて行うようにしましょう。

 

 

先を見据えた注文住宅の節約術とは

ソーラーパネルを設置した住宅

施工時には費用が掛かるけれども、長期的な視点で見ればその後のランニングコストやメンテナンスコストを減らすことができる設備も検討してみましょう。

 

太陽光発電システム

ソーラーパネルを設置して、自家発電が可能な太陽光発電システムを新築を機に設置する方もいらっしゃいます。

太陽光発電システムを設置するのには費用がかかりますが、補助金が出る自治体もあり、設置費用は年々安くなってきています。

 

自家発電により毎月の光熱費を削減でき、余った電気は電力会社に買い取ってもらうことも可能なので、ランニングコストを削ることができます。

また災害時の非常電力としても安心感がありますね。

 

 

メンテナンスフリー外壁

高品質で耐久性が高いメンテナンスフリー外壁も、先を見据えたコストダウンにおすすめです。

外壁は常に外気にさらされているため汚れや劣化がしやすく、一般的には10~15年程度で修繕が必要となります。

面積が広く、足場を組んだ大がかりな修繕工事が必要なため、外壁の修繕には高額な費用が掛かってしまうことも珍しくありません。

 

メンテナンスフリー外壁はメンテナンスが完全に不要なわけではありませんが、修繕までの期間が長い高品質な外壁です。

耐久性の高い外壁材や汚れが落ちやすい光触媒塗装を用いることで、修繕までの時期を15~20年に延ばすことが可能!

修繕回数が減れば、メンテナンスコストを大きく削減することができますね。

 

新築一戸建ては特に長期で住む方がほとんどなので、長い目で見た節約も大事ですよ!

 

 

まとめ

注文住宅ではこだわりを捨てずに上手に節約をしましょう!

ポイントを知ることで満足度を下げずにコストカットをすることができますよ。

 

また、節約といっても建物の基礎や耐震性、防犯面などが損なわれてしまっては意味がありません!

節約する部分とむしろしっかりお金をかけたい部分をきちんと使い分けてくださいね。

 

太陽光発電システムやメンテナンスフリー外壁など、設置時には費用が掛かっても長い目で見るとランニングコストを削減できる設備なども増えてきています。

 

様々な面から検討して、お得に理想の注文住宅を建てましょう♪

 

札幌の注文住宅「イワクラホームの家づくり」もぜひご参考くださいね!

 

 

この記事を書いた人

川野谷 隆

川野谷 隆

住宅事業部道央支店支店長。経験年数もうすぐ30年。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー。
個人の新築住宅担当件数は220棟を超えました。
ご契約のみならず、お引渡し後も「安心と信頼」をいただけるよう心掛け、日々、取り組んでいます。

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