脱衣室と洗面を分ける間取り|ホテルライクな洗面空間をつくる3つの設計ポイント
こんにちは、企画・広報・コーディネートを担当の濵です。
最近、オーナー様とのお打ち合わせの中で特に多くいただくのが、
「脱衣室と洗面スペースを完全に分けて、ホテルのような空間にしたい」というご要望です。
以前は、洗面と脱衣室が同じ空間にある間取りが一般的でした。
しかし最近では、
-
誰かがお風呂に入っていても、気兼ねなく洗面台を使いたい
-
洗面を“設備”ではなく、インテリアとして考えたい
といった、暮らしの質を一段上げる視点から、洗面の独立を選ばれる方が増えています。
せっかく独立させるなら、
そこは生活感を極力排除した「特別な場所」にしたいですよね。
今回は、
「脱衣室と分けるからこそ実現できる、ホテルライクな洗面空間」
をつくるための3つのポイントをご紹介します。
ポイント① フロートデザインで「余白」と「浮遊感」をつくる
脱衣室から独立した洗面スペースは、
廊下やリビングから視線が抜ける場所に配置されることも多くなります。
だからこそ重要なのが、
“洗面台を家具としてどう見せるか” という視点。
そこでおすすめしたいのが、
洗面化粧台を床から浮かせる 「フロートタイプ」 のデザインです。
脱衣室から独立して廊下に配置された、床から浮いたモダンな洗面台
床が見えるだけで視線が奥まで抜け、
実際の広さ以上に空間が広く、軽やかに感じられます。
さらに、
脱衣室との間に扉を設けることで
-
洗濯機
-
脱衣カゴ
-
日用品のストック
といった生活感を完全に切り離すことが可能に。
ポイント② 鏡と照明は「線」を揃える
ホテルの洗面台が美しく感じられる理由のひとつが、
鏡と照明の“ライン”が整っていることです。
私たちがよくご提案するのが、
壁一面を覆うような ワイドミラー。
洗面を脱衣室から独立させることで湿気の影響を受けにくくなり、
ミラー計画の自由度もぐっと高まります。
照明は、天井からの強いダウンライトだけでなく、
鏡に縦方向に埋め込まれたライン照明を組み合わせるのが理想的です。
顔の左右から均一に光が当たるため、影ができにくく、
メイクやシェービングといった日常の動作が格段にしやすくなります。
また、縦のラインが強調されることで、
洗面空間全体がすっきりと整い、ホテルライクな印象もより際立ちます。
見た目の美しさと、使いやすさ。
その両立は、照明計画の段階でこそ決まる——
まさに設計でつくり込める重要なポイントです。
ポイント③ 「見せる」と「隠す」のバランスを設計する
洗面と脱衣室を分ける最大のメリットは、
生活感の置き場を明確に分けられることです。
-
洗剤のストック
-
パジャマ
-
タオルの予備
こうしたものはすべて脱衣室側に集約。
洗面スペースには、
あえて“余白”を残します。
隠すもの
歯ブラシや細かな日用品 → 鏡裏収納へ
見せるもの
お気に入りのフレグランス
色味を揃えたハンドタオル
小さなグリーン
「何を置かないか」を決めるだけで、
空間の質は驚くほど変わります。
実例で見る|脱衣室と洗面を分けたホテルライクな間取り
-
今回ご紹介した「脱衣室と洗面を分ける間取り」は、
実際の施工事例で見ると、空間の広がりや雰囲気がより具体的にイメージできます。イワクラホームの施工事例の中から、
ホテルライクな洗面空間を実現した実例をいくつかご紹介します。▷ case55|スマートサニタリーのある住まい(札幌)
脱衣室と洗面を明確に分け、
フロート洗面で、まるでホテルのようなサニタリー空間を実現した事例です。
廊下とつながる配置計画も、日常動線を美しく整えています。
▷ case54|LDKに寄り添う位置に設えた、ホテルライクな洗面(室蘭)
脱衣室から洗面を切り離し、
LDKとプライベート空間の間に配置した洗面スペースの事例です。
来客時でも気兼ねなく使えるよう、
廊下との境には扉を設け、視線や音に配慮しています。
また、落ち着いてメイクや身支度ができるように、
収納棚はあえて半分の長さにカット。
洗面にチェアを置けるよう、使い方まで想定してにカスタマイズしました。
実例を見ると、暮らしのイメージが一段リアルに
写真や間取りを通して見ることで、
-
洗面と脱衣を分けたときの距離感
-
廊下やLDKとのつながり
-
収納計画や照明の効かせ方
などが、より具体的に伝わってきます。
「自分たちの暮らしなら、どんな洗面がいいか」
そんな視点で、ぜひ施工事例もご覧になってみてください。

新築住宅
不動産
リフォーム






