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注文住宅を建てる際の注意点は?失敗しないための確認ポイント

2019.10.11

川野谷 隆

道央支店 川野谷 隆


こんにちは。イワクラホーム道央支店の川野谷です。

 

新築注文住宅は自分の理想の住宅を作れる反面、家の設計や間取り、仕様、工法など様々なことを決定しながらプランニングしなくてはいけないのが大変です。

長い時間とたくさんの費用をかけて完成させる注文住宅ですから、完成してから「こんなはずではなかった…」となっては困りますよね。

 

今回はそんな失敗をしないために、注文住宅建築前に確認しておきたい注意点をご紹介します!

 

 

注文住宅の注意点、まずは計画から完成までの流れから見よう

まずは注文住宅を建てる際の大まかな流れに沿って、その中での注意点をご紹介します。

 

【1】情報収集とイメージ固め

まずはどんな注文住宅を建てようか、どんなエリアに住もうかをイメージします。

「ゆったりとした平屋に住みたい」

「大家族が憧れだから、子供部屋もたくさん必要」

「リビングから直接つながる広い庭をつくりたい」

 

「どんな暮らしをしたいか」を具体的にイメージするのがポイントです。

ここでは今の時点でだけではなく、家族の将来設計を考えつつ描くことが大事。

家族の人数によって、部屋数も変わってきますので、子供は何人欲しいか、ペットは飼いたいか、子供が自立して夫婦二人になったらしたい暮らしなど、長い目で見た暮らしを想像しましょう。

家族でしっかり話し合い、理想のイメージを共有しておくことも大切です。

 

 

【2】土地を探す

家を建てる土地を持っていない場合、土地探しから始めなくてはいけません。

希望のエリアによっては、理想の土地を探すのはなかなか難しく、見つけるのに時間がかかってしまうことも。

注意点としては土地の大きさ・形・エリアによって、建てられる建物の種類や高さ、広さなどが変わってくる場合があることです。

また、「道路に間口が2m以上接していない敷地には建物を建設できない」接道義務や、地域によって「建物の用途や規模を規制する」用途地域などの条例もあります。

見つけたその土地は、希望の家を建てられる土地かどうか、細かく聞いて確認しておきましょう。

土地探しと同時に建築会社の選定も行い、希望の間取りを打合せしていくとスムーズです。

建築会社所有の土地の場合、建築もその会社で行うという建築条件がついていることが多いので、しっかり確認しましょう。

イワクラホームでも建築条件付の土地を各エリアで所有しています。

土地探しの際にご参考にしてください。

イワクラホームの土地情報

 

 

【3】建築会社決定、プラン打ち合わせ

建築会社との注文住宅の打ち合わせは、夢が広がって一番楽しい時間だと思います。

気になる建築会社へ相談をしてプランニングの提案と見積もりをもらい、できれば複数を比較検討した上で、依頼する建築会社を決められるといいですね。

デザインや費用の要望が通りそうか、担当者が信頼できそうか、耐震性・気密性・断熱性などの安全面など、さまざまな角度から比較しましょう。

建築会社を絞り込んだら、間取りや資材、外装など細かい部分も決定していきます。

打ち合わせの注意点については次の段落でも詳しくお話しますね!

 

 

【4】住宅ローン申請

住宅プランも具体的になり、契約が確実となったタイミングで住宅ローンの事前審査を申し込みます。

土地購入費も合わせてローン申請する場合は借入額が高額になるので、返済プランも合わせてしっかり検討して決定しましょう。

土地の購入費用と住宅の建築費用では支払いのタイミングが異なるので、タイミング調整にも注意が必要です。

 

 

【5】契約・着工

住宅プランができ、土地売買契約、建築工事請負契約を結び、正式に注文住宅の建築を依頼します。

注文住宅の契約は大きな金額が動く契約ですので、契約書をしっかり読み、細かい部分に関しても十分に確認・理解してから契約するようにしましょう。

 

着工前に住宅のデザイン、間取り、内装、外壁、設備、壁紙の色柄などを正式に決定していきます。

備なども細かく決定し、費用についても正式な金額を出します。その後、確定したプラン内容で確認申請を行い、住宅ローンの本申請を行います。

イワクラホームでは本審査、土地のつなぎ融資・分割融資など、住宅ローンに関わる手続きは、すべてお手伝いいたしますので、ご安心ください!

 

 

【6】完成・引き渡し

工期は注文住宅のデザインや工法等によっても異なりますが、3~6ヶ月程度が目安です。

1~4月などマイホーム購入が増える時期の工事や、台風や大雪などで工事が中断されてしまった場合などは工期が延びてしまう可能性があることも考慮しましょう。

 

注文住宅を建てる際の流れや準備、建築期間についてはこちらでも詳しくご紹介しています。

注文住宅の流れを解説!入居までの準備や購入前の決め方

注文住宅の建築期間はどれくらい?プロセスや目安を解説!

 

 

打ち合わせでの注意点は?失敗のない注文住宅にするために

建築会社との打ち合わせでは、家の間取りや設備、資材、外壁から窓の数にいたるまで色々なことを決めなくてはいけません。

この打ち合わせをしっかりできるかどうかが、失敗のない注文住宅建設につながります。

 

打ち合わせでは具体的にはこんな点に注意しましょう。

 

上限予算と優先順位を決めておく

電卓と資料とコスト増大のイメージ

理想の住宅作りが楽しくてあれもこれもと希望を詰め込んでいると、気づいた時には大幅な予算オーバーとなりがちです。

大きな金額をずっと見ていると、金銭感覚が少しずつマヒしてきて「これくらいなら大丈夫だろう」と高額なローンを組んでしまう可能性も。

あらかじめ予算上限を決めておき、その中でできる住宅プランを心がけましょう。

 

「リビングにこだわる」「水廻りは最新設備を」「メンテナンスを考慮した外壁に」など、こだわる場所やポイントの優先順位を決めておくと効率良く進められますよ。

 

 

スケジュールを決めておく

カレンダーとチェックリスト

工事着工前の打ち合わせは、2~6ヶ月ほどをかけて行う方が多いです。

しかし打ち合わせ回数は人によって異なり、多い方になると1年以上を打ち合わせに費やす方も。

当然ですがプランが決まらないと着工できず、その分完成が遅れてしまいます。

新居への引っ越し時期が決まっている方は、逆算をしてスケジュールを立て、完成が遅れてしまわないように打ち合わせの期間も調整しましょう。

 

 

不明点や疑問点は必ず解決しておく

「なんとなく聞きづらい」「前にも聞いたけど忘れてしまった」など、きちんと理解していないまま進んでいる部分はありませんか?

建築工事が始まってからの仕様変更はプラスの費用や時間がかかってしまう場合もあります。

不明点や疑問点は打ち合わせ時にしっかり質問をして解決しておきましょう。

 

 

注文住宅の間取りでの注意点はここ!

家の模型と電卓と間取り図

注文住宅のプランニングの中でも、検討期間が長くかかる方が多いのが間取りの決定です。

間取りを考える際の注意点をご紹介します。

 

生活動線・家事動線はスムーズか

洗濯スペース

生活動線とは、生活する上で玄関からリビング、リビングから寝室やキッチンへ移動する際の移動パターンを繋ぐ線です。

毎日の家事がスムーズに進むように、家事動線は特に大切!

キッチンと冷蔵庫・食器棚は遠すぎない動線か、洗濯機・バスルームなど水回りの動線が離れすぎていないかなど、スムーズになっているか確認しましょう。

朝起きてから出かけるまでの動作、家事を行っている時の動作、外出先から帰宅してからの動作をイメージして使い勝手をご確認してみてください。

 

 

玄関の広さは適切か

玄関

玄関にもある程度の広さは必要です。

しゃがんで靴を脱ぐ・履くという動作は意外と場所を取り、家族一緒に帰宅してその動作をしたとしても問題のないスペースを確保したいものです。

また、小さな子供がいれば靴の脱ぎ履きを手伝う、ベビーカーを入れる、高齢者がいる家では車椅子での出入りをイメージした広さにすることも必要ですね。

 

 

収納スペースは足りているか

収納スペース

居住スペースをできるだけ広くとりたい気持ちはわかりますが、収納スペースが足りないと荷物が生活空間に溢れ、結局は狭くなってしまいます。

とにかくすべての部屋にクローゼットをつければ良いというものではなく、例えば寝室には布団をしまえる奥行きのある押し入れ、玄関にはゴルフバックがしまえる高さがある収納など、「使うものが使う場所にきちんとしまえるだけサイズがあるか」ということも大切です。

 

 

日当たりや風通しは良好か

吹き抜けのリビングルーム

日当たりや風通しが極端に悪くなっている部屋はスペースはありませんか?

これらがイマイチだと照明やエアコンなどをたくさん使い、電気代がかさんでしまう可能性があります。

開く窓の位置、窓の大きさなどを確認しましょう。

 

 

まとめ

一生に一度の大きな買い物でもある注文住宅。

たくさんの時間とお金もかかるものなので、絶対に失敗したくないですよね。

 

注文住宅を建てる際の注意点は事前準備と打ち合わせ。

事前に家族で理想の家や暮らしのイメージを共有し、予算と優先順位をしっかり決めて住宅プランを建てましょう。

 

打ち合わせ前にはなるべく具体的なイメージを完成させておき、こだわる優先順位を決めておくとスムーズに進みやすいです。

打ち合わせが始まってからは、わからないことがあったら、その都度必ず担当者に確認しましょう。

工事が進んでから「こんなはずではなかった…」とならないよう、疑問点はすぐ解決するのが大事ですよ!

 

打ち合わせの中でも特に時間を使うのは間取りの決定。

生活スペースの間取りに気を取られることが多いですが、玄関や収納スペースの広さや日当たり、風通しなども快適に生活するための重要ポイント。

家の中をストレスなく移動できる生活導線・家事動線も意識してみてください。

 

実際に注文住宅を建てられたお客様を間取り付でご紹介しているイワクラホームの注文住宅実例もぜひご参考ください!

 

 

この記事を書いた人

川野谷 隆

川野谷 隆

住宅事業部道央支店支店長。経験年数もうすぐ30年。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー。
個人の新築住宅担当件数は220棟を超えました。
ご契約のみならず、お引渡し後も「安心と信頼」をいただけるよう心掛け、日々、取り組んでいます。

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