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ブログBLOG

注文住宅の外観の決め方は?おしゃれな外観をつくるコツや事例も!

2024.04.04

川野谷 隆

道央支店 川野谷 隆


こんにちは。イワクラホーム道央支店の川野谷です。

 

注文住宅は自分の好みを反映して建てられるのが魅力。

しかし、外観にもさまざまなデザインがあり、何を選べば理想の家になるのか、悩んでしまいますよね。

 

そこでこのコラムでは、外観を決める手順や外観をつくる際のコツ、施工例をご紹介いたします。

 

ぜひ参考にして、理想のマイホームをイメージしてみてくださいね!

注文住宅

 

 

注文住宅で人気の外観のテイストからチェック!

注文住宅の外観にはさまざまなテイストがあるのをご存じですか?

 

近年の注文住宅で人気のある外観のテイストをいくつかご紹介いたします。

 

お好みのデザインが見つかったら、サンプルを集めてどんどんイメージを固めてみてくださいね。

 

シンプルモダン

華美な装飾がなく、現代的でシンプルなデザインが特徴のシンプルモダン。

流行に左右されないため、幅広い年齢層から支持を得ているデザインです。

 

外壁をガルバリウム鋼板のような金属を用いるなど無機質な素材を使用したり、フラットな屋根などの直線的なデザインや装飾の少ないデザインが特徴です。

 

「古びた昔のデザイン」になりにくいので、子世帯に家を譲りたい方や、飽きないデザインを求めている方におすすめです。

 

ナチュラル

ナチュラル

木やレンガなどの自然素材や、木調・レンガ調などの素材を使用するなど、温かい雰囲気を演出するナチュラルテイストの外観。

 

ナチュラルカラーを使用するため、周囲の家と調和しやすく、街並みにも自然に溶け込みます。

自然素材を使用することが多いので、植栽との相性が良く、花や緑が好きな人におすすめです。

 

和モダン

和モダン

和モダンとは、昔ながらの和のデザインに現代的なデザインを融合させたものです。

今風のおしゃれなデザインの中に、落ち着きのある和のテイストが入るので、幅広い世帯になじみやすいデザインとなっています。

 

和モダンのデザインは、古民家を改装する際によく使われており、どこか懐かしさがありながらも、古さを感じさせません。

 

外観や外構の素材に木を用いて効果的に見せたり、外壁をくすみのあるカラーや彩度の低い落ち着いたカラーにしたり、部屋の扉を開き戸ではなく引き戸にするなどの工夫で、和テイストをプラスします。

 

アメリカンテイスト

アメリカンテイスト

アーリーアメリカンや西海岸テイストなどアメリカの住宅をイメージしたデザインです。

 

アメリカンテイストの住宅では、青、赤、黄色など、比較的カラフルで明るい色を外壁に用いることがあります。個性を強調するデザインが好まれ、周囲の住宅とは一線を画する鮮やかな外観を持つ家も少なくありません。

 

切妻屋根や寄棟屋根など、比較的シンプルでアメリカらしい屋根の形状を採用することが多く見られます。

 

アメリカンハウスの外壁として人気なのが「ラップサイディング」です。板を1枚ずつ重ね張りする外壁材で、面がフラットになる一般的なサイディングと異なり、板の段差ができるため独特の風合いを演出します。

 

 

注文住宅の外観の決め方!手順をご紹介

STEP

外観を決めよう!と思っても、屋根の形や素材など決めることが多くて、何から手をつけて良いのかわかりませんよね。

 

そこで、ここでは注文住宅の外観の決め方を手順に沿ってご紹介。

夢のマイホームが少しずつ形作っていくので、悩ましくも楽しい作業ですよ。

 

手順①全体のテイストを決める

まずは好みのテイスト、あるいは理想とする家のデザインをイメージしましょう。

 

なぜなら、ただ闇雲にデザインを決めていくと、統一感の欠けた家になりかねないからです。

 

インターネットやパンフレットから気になる外観の写真を集め、ハウスメーカーの担当者に相談すると、バランスの取れたセンスがある外観に仕上がりやすくなります。

 

また、イメージを可視化すると、自分だけでなく家族間でイメージを共有して話しやすいです。

 

 

手順②家の形を決める

家をどのような形にするのかも、外観を決める前にしっかりと考えておきたいポイントです。

内装の間取りによっても、窓の数や位置などが異なってきます。

 

内装の変更により建物の形が変わると、外観の見え方も変わってくるので、都度チェックをしましょう。

 

また、外観の印象を大きく左右する要素の一つとして、屋根があります。

屋根にも下記のようにいくつか種類があるので、住宅のテイストに合わせて選ぶのがポイントです。

 

切妻屋根(きりづまやね)

正面から見たときに二等辺三角形に見える、日本で最も多いデザインです。

切妻屋根

 

片流れ屋根

片流れ屋根

切妻屋根の片方を切断したように片側の屋根だけが斜めになっており、モダンデザインに使用される場合が多い屋根形状です。

 

陸屋根(ろくやね)

陸屋根

傾斜のない、真っすぐな屋根で、キューブ型のシンプルな家に用いられる場合が多く、無落雪屋根とも呼ばれており、北海道の都心部でよく使用されている屋根形状です。

 

 

手順③外壁の素材を決める

同じ色でも素材によって外観のイメージが変わるので、事前にチェックをしておくと良いでしょう。

 

外壁に使われる素材の主流は、コスト・豊富なデザイン・機能性のバランスが取れた「窯業系サイディング」です。

窯業系サイディング

そのほか、「タイル」「モルタル」「コンクリート」などがあります。

 

また、最近注目されているのが、モダンでおしゃれな印象の金属系サイディングの「ガルバリウム鋼板」。

ガルバリウム鋼板

 

詳しくは「新築でガルバリウム鋼板の外壁にするメリット・デメリットは?」で解説していますので、ご一読くださいね。

 

手順④窓の配置を決める

窓は外観のアクセントになるだけでなく、室内への採光のポイントにもなるので、配置・大きさ・形状にこだわって決めましょう。

 

最近人気の縦長の窓やFIX窓(開閉ができない採光のための窓)を取り入れると、デザイン性の高い外観に仕上がりますよ。

 

手順⑤外構にこだわる

外観を決めるのは、外壁だけではありません。

 

ポストのカラーやデザインにこだわったり、シンボルとなる植栽を植えたりすると、おしゃれに仕上がります。

 

温かい灯りの照明を玄関先に照らすと、我が家へ帰宅した際にホッとした安心感を得られるでしょう。

 

 

注文住宅でおしゃれな外観をつくるコツと注意点

注文住宅

「手順通りに外観を決めていったのに、おしゃれな外観にならなかった!」とならないためにも、外観をつくるコツと注意点をお伝えしますね。

 

ポイントを押さえて、おしゃれなマイホームを手に入れましょう!

 

ポイント①外壁の色は1~3色にまとめる

外壁の色は1~3色

ベースの色を1〜2色、アクセントに1色の合計3色以内の色使いが、バランスが取れて失敗しにくいといわれています。

好みの色だからと色を盛り込み過ぎると、デザインとしてまとまりにくくなります。

 

視界に入る外壁・屋根・サッシなど家全体を見て、カラーバランスを考えると良いでしょう。

ツートンカラーにする場合のポイントは、6:4または7:3の割合で塗り分けると、バランスが良く見えます。

 

また、経年により汚れが目立つ色かどうかを考慮するのもポイントです。

人気の「ホワイト」や「ブラック」はどうしても汚れが目立ちやすい色なので、セルフクリーニング機能や耐候性が高い外壁を選択するなどして対処しましょう。

 

また、汚れが一番目立ちにくい色は「グレー」と言われています。

ダークグレーよりも明るめのグレーの方が目立ちにくいので、外壁選びの参考にして下さい。

 

ポイント②大きなカラーサンプルを使う

外壁の色のサンプルを見るときには、なるべく大きなカラーサンプルを見るのがおすすめです。

 

大きい面積は小さい面積よりも色が鮮やかに見える色彩効果があるため、小さいサンプルだけで色を決めた場合、実際に完成した家が予定の色と違った!となりえるからです。

 

できるだけ大きめのカラーサンプルか、住宅展示場などで同じ色を使用している家を確認して、イメージ通りの家を完成させましょう。

 

また、カラーサンプルを見る場所にも注意が必要です。

太陽光の下で見る色と屋内で見る色とでは、色の見え方が異なり、太陽が当たると明るく薄く見えます。

 

カラーサンプルは必ず屋外でも確認するようにしましょう。

 

ポイント③建築場所周辺の家を確認

既に周辺に家が建っている場合は、イメージしている自分好みの家が、周囲の家に似すぎていないか確認しましょう。

隣の家と似すぎているとトラブルになる場合も。

周辺地域の様子を事前にチェックして、家が建ったときのイメージをするのをおすすめします。

 

ポイント④将来のメンテナンスを考慮する

家は建てて終わりではなく、長く居住するので先々のメンテナンスについても考えなければなりません。

 

例えば、外壁に使われる素材として主流の窯業系サイディングは、初期コストを抑えられますが、経年劣化により5〜10年でメンテナンスが必要となります。

 

タイルや金属サイディング・窯業系でも外壁の汚れをセルフクリーニングしたり、色あせの原因になる紫外線をガードする外壁のように、初期コストが高くても耐久性が高く、色褪せしにくい素材の方が、長い目で見ればメンテナンスの費用や手間が少ない場合もあります。

 

「自分好みの外壁にしたけれども、想定以上にメンテナンスに費用がかかって大変!」などと後悔しないように、将来のメンテナンス費用も考慮して外壁を検討してくださいね。

 

ポイント⑤流行を追いかけすぎない

流行を取り入れた外観はおしゃれな家に仕上がりますが、流行のデザインを取り入れすぎると、将来的に古いイメージの家になってしまう場合も。

 

一度家を建てたらそこに何十年も住むことを想定しましょう。

おすすめは定番のスタイルですが、流行のデザインを取り入れる際には奇抜過ぎないか、長いスパンの流行かをよく考えて採用しましょう。

 

 

イワクラホームでの外観事例もご紹介!

イワクラホームにも、たくさんの外観デザインがあります。

理想の家を手に入れたお客様の、素敵なお住まいをご紹介いたします!

 

恵庭市 E様邸【イエローの外壁がかわいい住まい】

イエローの外壁がかわいい住まい

イエローベースの外観が、気分を明るくしてくれるお住まいです。

正面の建物コーナーのレンガ柄と、玄関ポーチのアート型がかわいらしさを演出しています。

 

イエローでもベージュに近い淡い色を選んだ結果、目立つことなく周囲に溶け込みやすいお住まいになりました。

 

淡い色に引き締めのブラウンをアクセントに入れているので、デザイン性が高くなっています。

 

伊達市 N様邸【ブルーがポイントのおしゃれな住まい】

ブルーがポイントのおしゃれな住まい

ブルーのカラーリングがおしゃれでモダンなデザイン。

落ち着いたブルーのため、住宅に取り入れても派手な印象を受けず、周囲の環境になじんでいます。

 

ホワイトのアクセントを入れた結果、コントラストがはっきりした、スタイリッシュな印象の外壁に仕上がりました。

南側の屋根には太陽光パネルを搭載し、家計に嬉しい住まいもポイントとなっています。

 

 

注文住宅の外観の決め方を知って素敵なマイホームに

注文住宅の外観の決め方は、全体の統一感を出すために、まずテイストを決めてイメージを固めるのがポイントです。

 

家の形を決める際には、屋根の種類が重要なポイントとなります。

 

切妻屋根・片流れ屋根・陸屋根などの種類がありますので、イメージに合う屋根を選びましょう。

 

外壁の素材を決める際には、同じ色でも素材によって見え方が違う、素材によって将来のメンテナンスコストが違う点を考慮する必要があります。

 

色に関しては1〜3色以内の色使いが、バランスよくまとめるポイントです。

あれもこれもと色を使うと、まとまりのない家になりやすいので注意してください。

 

また、色を決める際は実際に建っている家を見たり、大きなカラーサンプルを太陽光の下で確認したりしてくださいね。

窓や外構にもこだわるとで、さらにおしゃれなマイホームとなるでしょう。

 

ただし、こだわりすぎて奇抜な流行を取り入れすぎると、数年後には古めかしい家に。

街並みに合う理想のマイホームをぜひ実現させてくださいね!

 

札幌・旭川・苫小牧・室蘭の注文住宅を手がけるイワクラホームでは実際の実例を豊富にご紹介しています。

気になる実例がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

 

この記事を書いた人

川野谷 隆

川野谷 隆

住宅事業部道央支店支店長。経験年数もうすぐ30年。
宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー。
個人の新築住宅担当件数は220棟を超えました。
ご契約のみならず、お引渡し後も「安心と信頼」をいただけるよう心掛け、日々、取り組んでいます。

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