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ガレージハウスとは?メリット・デメリットや間取りの注意点、後悔しない対策をプロが解説!

2022.03.12

イワクラホーム編集部

企画 イワクラホーム編集部


こんにちは。イワクラホーム編集部です。

住まいの中に車庫を組み込んだ「ガレージハウス(インナーガレージ・ビルトインガレージ)」は、車がお好きな方はもちろん、防犯性を重視したい方、ガレージ兼DIYスペースが欲しい方にとって憧れのプランです。

特に雪の多い北海道では、「冬の朝に車の雪下ろしや雪かきをしなくて済む」「凍結の心配がない」という点からも非常に人気の高い住まい方となっています。

今回は、ガレージハウスの特徴やメリット・デメリット、後悔しないための間取りの注意点をプロの目線から徹底解説します!後半ではイワクラホームの実際の施工事例もご紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。

おしゃれなガレージハウスの外観

ガレージハウス(インナーガレージ)とは?

【要点まとめ】
ガレージハウスとは、建物の1階部分に車庫を組み込み、居住スペースと一体化させた住宅のことです。「インナーガレージ」や「ビルトインガレージ」とも呼ばれます。車から室内へ直接出入りできるため、雨風や雪に濡れずに行き来できる高い利便性と防犯性を兼ね備えています。

敷地の広さや駐車台数にもよりますが、一般的には1階にガレージ・玄関・収納を配置し、日当たりの良い2階にLDKなどのメイン居住スペースを設ける間取りが多く採用されます。

【早見表】ガレージハウスのメリット・デメリット

メリット デメリット・後悔しやすい点と対策
① 雨・雪に濡れず室内と行き来できる
買い物後の重い荷物運びや子どもの乗り降りも快適。
① 建築コストが割高になりやすい
大開口を支えるための構造補強が必要。
⇒ 外部駐車場の維持費や土地代と比較して検討。
② 愛車を雨風・紫外線・盗難から守れる
シャッターで完全に囲うため、いたずらや盗難を防止。
② 1階の居住スペースが狭くなる
玄関や部屋の配置に制限が生じる。
⇒ 日当たりの良い「2階リビング」の採用が効果的。
③ 趣味部屋・DIY・大容量収納として使える
アウトドア用品の保管や家族の作業場としても活躍。
③ エンジン音や排気ガスが気になる
早朝・深夜の出庫時に家族の睡眠を妨げる懸念。
⇒ 寝室をガレージから離し、換気設備・静音シャッターを導入。
④ 冬の除雪・雪下ろしから解放される
寒冷地・雪国では毎朝の除雪ストレスを大幅に軽減。
④ 将来の車買い替えで入らないリスク
サイズを小さくしすぎると後悔の原因に。
⇒ 大型車やミニバンへの乗り換えを見越して設計。

ガレージハウスの主なメリット

1. 雨や雪に濡れず、荷物の出し入れや移動がスムーズ

ガレージと室内がドアひとつで直結しているため、悪天候の日でも一切雨風に当たらず乗り降りができます。

小さなお子様がいるご家庭や、食料品などの重い荷物をたくさん抱えている時でも、ストレスフリーに玄関やパントリーへ荷物を運び込めます。

ガレージから家の中へ直接つながる動線図面

さらに北海道をはじめとする積雪寒冷地では、「毎朝フロントガラスの凍結を溶かす時間」「車の上に積もった重い雪下ろし」「車の周りの雪かき」が一切不要になるという絶大な快適さがあります。

2. 紫外線・風雨・いたずら・盗難から愛車を保護できる

簡易的なカーポートや青空駐車場では、直射日光(紫外線)によるボディの塗装劣化や雨シミ、飛来物による小傷を完全に防ぐことはできません。

ガレージハウスなら、家の中に車をすっぽり格納できるため、愛車を常に綺麗な状態で維持できます。また、頑丈なシャッターを閉めることで、車上荒らしや盗難のリスクを最小限に抑えられます。

3. 趣味部屋・作業スペース・収納としてもマルチに活用できる

ガレージハウスの魅力は、単なる「車庫」にとどまらない点です。

  • タイヤやアウトドア・キャンプ用品、スキー用具の大容量保管スペース
  • 天候を気にせず日曜大工や車のメンテナンスができる作業ピット
  • 子どもやペットと一緒に遊べる全天候型のプレイスペース
  • 室内からライトアップされた愛車をいつでも眺められるピクチャーウィンドウ

完全な室内でもなく、屋外でもない「中間のフリースペース」として、暮らしのワクワクを何倍にも広げてくれます。

ガレージハウスのデメリットと失敗を防ぐ対策

理想が広がるガレージハウスですが、構造的な特徴から生じるデメリットもしっかり把握しておく必要があります。

ガレージハウスのコストイメージイラスト

1. 建築コストが高くなりやすい

【原因】
車を出し入れするための大きな開口部を設けるため、建物の耐震性や強度を保つための特別な構造計算や補強(強固な梁や耐力壁の配置)が必要となり、通常の住宅よりも建築費用が割高になります。

【対策】
敷地内に別途カーポートや物置を建てる費用、近隣で月極駐車場を借り続ける維持コストなどと長期的なトータルコストを比較して、費用対効果を検討しましょう。

2. 1階の間取り・生活動線に制限が生じる

【原因】
1階の面積の多くをガレージが占めるため、玄関ホールや居室、水回りなどのスペースが圧迫されやすくなります。

ガレージハウスの間取り検討イメージ

【対策:2階リビングの採用】
1階にガレージや水回り・寝室をまとめ、メインのLDKを2階に配置するプランが非常に人気です。2階リビングは道路からの視線が届きにくくプライバシーが確保できる上、日当たりと風通しに恵まれた明るく開放的なリビングをつくることができます。

3. 車の騒音や排気ガスへの配慮が必要

【原因】
居住空間と車庫が隣接しているため、早朝・深夜のエンジン始動音やシャッターの開閉音、排気ガスの臭いが室内に伝わってしまう恐れがあります。

【対策】
主寝室や子供部屋はガレージの真上・真横を避け、離れた位置にレイアウトしましょう。また、開閉音が静かな「電動静音シャッター」の選定や、24時間換気扇の設置が必須です。なお、排気ガス中毒の危険があるため、シャッターを閉め切った状態での長時間の暖機運転は絶対に避けましょう。

後悔しないガレージハウスをつくる3つの注意点

ガレージハウスの設計打ち合わせイメージ

① 寸法は「将来の車の買い替え」を見据えて決める

ガレージは一度建ててしまうと後から広げることができません。現在乗っている車だけでなく、「将来ミニバンや大型SUVに乗り換える可能性」「車椅子で乗り降りする可能性」「ガレージ内で自転車を押して通れるか」などを想定し、間口・奥行き・天井高にゆとりを持った寸法設計を行いましょう。

② 設備(電動シャッター・給排水・コンセント)を充実させる

  • 電動シャッター:雨の日でも車内からリモコン一つで開閉できるため、利便性が飛躍的に向上します。手動シャッターに比べて開閉音も非常に静かです。
  • スロップシンク(水道・温水):洗車はもちろん、キャンプ用品の汚れ落としやペットの足洗い場としても重宝します。
  • EV充電用コンセント:電気自動車(EV)やPHEVの普及が進む中、新築時に配線・コンセントを設置しておくと将来の費用を抑えられます。

③ ガレージの広さと固定資産税・容積率の関係

建築基準法では、「ガレージ部分の床面積が延べ床面積の5分の1以下であれば、容積率の計算から除外できる」という緩和措置があります。これにより、敷地面積に制限がある都市部の狭小地でも、希望の広さの住まいを建てやすくなります。

※なお、固定資産税の計算においては、建物と一体化したインナーガレージは課税対象面積に含まれます。電動シャッターなどの設備のグレードによっても家屋調査の評価が変わるため、事前に設計担当者と税金面も含めて相談しておくと安心です。

【実例紹介】イワクラホームのガレージハウス施工事例

イワクラホームが手掛けた、お施主様のこだわりが詰まった素敵なガレージハウスをご紹介します。

旭川市 A様邸|愛車をいつでも眺められる、2階リビングのガレージハウス

旭川市A様邸のスタイリッシュな外観

車好きのご主人の「家の中から愛車を眺めて暮らしたい」という長年の夢をカタチにしたガレージハウスです。

2台分のカーポートに加え、電動シャッターを備えたビルトインガレージを設置。ガレージ内部はコンクリート調のクロスで無骨かつスタイリッシュにコーディネートされています。

ガレージ内の愛車を眺められる室内窓

ガレージ内には名車「日産スカイラインGT-R(R34)」が大切に格納され、奥の趣味部屋とつながる大型FIX窓、そして玄関ホールの窓の両方から、美しいボディラインを存分に堪能することができます。

敷地が間口に対して奥行きのある形状だったため、採光を考慮して「2階リビング」をご提案。2面採光の明るく開放的なLDKが完成しました。さらに2階に水回り・子供部屋も集約したことで、ワンフロアで家事が完結する平屋のような快適な生活動線も実現しています。

ガレージハウスに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ガレージハウスの建築費用は通常の住宅と比べてどれくらい高くなりますか?

A. 坪単価や規模によりますが、通常の住宅と比べて車1台あたり約200万〜400万円程度プラスになるケースが一般的です。
大開口を支えるための構造補強材(重量鉄骨梁や特殊金物など)の費用、電動シャッター、換気設備、内装防火仕様などの追加が必要となるためです。

Q2. 雪国(北海道)でガレージハウスを作る際に特に気をつけるべきことは?

A. 車庫内への雪の持ち込み対策と、排水・ロードヒーティングの検討が大切です。
冬期に車の下回りについた雪や氷が車庫内で溶け、床に水が溜まることがあります。床面に適切な勾配をつけ、排水溝(グレーチング)を設ける設計や、シャッター手前のアプローチにロードヒーティングを設置する工夫がおすすめです。

まとめ:愛車を守り、日々の暮らしを豊かにするガレージハウス

ガレージハウスは、雨や雪から愛車をしっかりと守り、天候を気にせずスムーズに出入りできる実用性に優れた住まいです。

  • 荷物の移動がスムーズで、雪国の冬の除雪ストレスから解放される
  • 防犯性が高く、愛車の傷やいたずらを防止できる
  • 趣味部屋やDIYスペースなど、暮らしの楽しみが無限に広がる
  • 耐震補強や間取り(2階リビング)、騒音・排気ガス対策をしっかり行うことが成功の鍵

イワクラホームでは、北海道の厳しい気候に耐えうる高耐震・高断熱(2×6工法)の技術をベースに、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた自由なガレージハウスプランをご提案しています。

愛車とともに心地よく暮らすマイホームをご検討中の方は、ぜひお気軽にイワクラホームへご相談ください!

この記事を書いた人

イワクラホーム編集部

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イワクラホーム編集部です。
家づくりに役立つ情報や、住まい・暮らしのちょっとした疑問を、イワクラホームのスタッフがわかりやすくご紹介します。家づくりを考えている皆さまの「知りたい」にお応えできる情報をお届けします。

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