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夏涼しく冬暖かい家を建てる3つのポイントとは?

2018.07.14

開本 義治(ひらきもと よしはる)

旭川支店 開本 義治(ひらきもと よしはる)


外観2

夏涼しく冬暖かい家を建てるにはどうしたら良いでしょうか?

暑がりな人、寒がりな人。

人によって体感温度は違いますが、住宅の場合も体感温度は変わってきます。

温度計が示す室温が同じでも、暖かく感じる家、寒く感じる家があります。それはなぜでしょうか?

熱の伝わり方は「伝導」「対流」「放射(輻射)」の3種類に分類されます。「伝導」は床から足裏に触れる部分から伝わる熱。「対流」は、空気の流れによって運ばれる熱。もう一つの「放射(輻射)」については次項でご説明します。

体感温度に大きく影響する「輻射熱」とは

建物の壁、天井(いわゆる外皮)から直接、赤外線によって伝わる熱を「輻射熱※」といいます。

※ふくしゃ‐ねつ【×輻射熱】 遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。つまり、高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱という。(出典:デジタル大辞典/コトバンク)

「放射(輻射)」熱は、離れた壁との間で、高い所から低い所へ熱が伝わります。

特に冬は、壁とサッシの断熱性能が重要になってきます。リビングに多い大開口のサッシですが、断熱が不足すると、強力な放射の冷熱源となり、体の片面の熱を奪い取られ、大変寒い思いをします。

参考までに、どんなに高性能なサッシでも、外壁の断熱性能には及びません。ですから、窓が多かったり大きな窓がある建物を必要最小限の窓にすると、住宅の断熱性能(UA値※)は格段に良くなります。

※UA値:外皮平均熱貫流率(W/㎡・K)。住宅の断熱性能を表し、数値が小さいほど高性能。

断熱だけではなく、気密も重要

断熱効果を確実に発揮させ、隙間風の侵入や暖気の流出を防ぐためには気密性能を上げることが不可欠です。電気コンセントやスイッチボックスについても高い気密性が求められます。

熱の伝わり方3要素から見る3つのポイント

体感温度を快適に保つポイントをまとめると、

① 「放射」・・・外皮(特に壁)の断熱性を高める。

② 「対流」・・・気密性を高める。空調システムを安定させる。

③ 「伝導」・・・床暖房等、直に接する部分の快適性を高める。

この3つが重要になります。

 

旭川支店のNEWモデルハウスは、HQ(ハイクオリティ)仕様

W断熱

現在公開中(6/23オープン)の「旭神2-4モデルハウス」は、HQ(ハイクオリティ)を採用し、住宅の断熱性能を表す指標となっているUA値を0.27W/m2・Kまで高めました。この数値は、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術委員会」が推奨する断熱性能水準の上位グレードHEAT20のG2基準※を上回る性能です。

※ HEAT20の推奨グレードはG1とG2があり、北海道の地域区分ではG1=0.34、G2=0.28

イワクラホームの住宅は「気密性」も高く、トップランナー・ハイレベルの基準値0.5㎠/㎡をクリアしています。(旭神2-4モデルハウス・相当隙間免責 C値※=0.44㎠/㎡)

※相当隙間面積:1㎡あたりの隙間を表す数値(実測値)で、数値が小さいほど隙間が少なく気密性が高い。

ネオマ①

旭神2-4モデルハウスは、第1種熱交換型換気システムと、1階全室床暖房を採用しています。寒い季節はまだ先ですので実感できませんが、暑い日に見学された方は、HQの涼しさを実感されています。

この季節、ぜひ涼しさを体感してみてください。

皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。

地図

公開中モデルハウス>旭川・旭川近郊>旭神2-4モデルハウス

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この記事を書いた人

開本 義治(ひらきもと よしはる)

開本 義治(ひらきもと よしはる)

住宅事業部旭川支店・道央支店。経験年数34年以上(東京都で12年間、北海道で22年間)。二級建築士。
ツーバイフォー工法の設計を専門としており、実際に施工された担当物件は450棟以上。狭小住宅、平屋、3階建、2世帯住宅、アパートなど幅広いご要望に対応した空間づくりをお手伝いさせていただきます。

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